下水汚泥のリサイクル
ヴェオリア・ウォーターは、環境に対する影響を考慮に入れ、自治体が最適な下水汚泥処理およびそのリサイクルルートを選択する支援をします。
廃棄物の管理
都市の発達と下水処理場の増設により、公共下水から発生する汚泥の量が世界中で急増しています。一例として、フランスでは、毎年2億トン以上の液状汚泥の処理が必要になっています。処理後に排出される液体部分から分離された汚泥廃棄物は、その最終用途に従って処理されます。
リサイクルの3つの方法
下水汚泥のリサイクル方法として、地方自治体には3つの選択肢があります。
①農業的なリサイクル: 植物の肥料を生産するもので、石灰や炭素を投入し、腐植土や化学肥料を補完する濃縮肥料の製造に使用されます。
②埋立処分: 汚泥は埋立地で自治体の廃棄物と混ぜられ、そこで嫌気性分解されることにより、ガスを発生させます。発生したガスは、エネルギー(熱、および/または電力)として回収されます。
③焼却または混合焼却: 焼却、または気相熱酸化によって、微量の無機副生成物を残して有機物を消滅させます。汚泥と自治体廃棄物の混合焼却および湿式酸化(1)は、公共工事、路材、埋め戻し材、プレキャストコンクリート等で頻繁に再利用される無機物質を回収するプロセスです。
(1)米国では40年以上採用されており、欧州では最近定着し始めたプロセスです
実績
広範囲な技術的ソリューションを備えたヴェオリア・ウォーターのサービス:
- 生成される汚泥量の低減
- 高いレベルの安全衛生を保証
- 汚泥のリサイクル
- 臭気の低減
上記のような目的を達成するために、私たちは長年にわたりあらゆる種類の処理場の運転およびアップグレードを行ってきた経験と、ヴェオリア・ウォーター・ソリューション・アンド・テクノロジーなどの優れた人材を活用しています。
臭気の処理
生活排水は、主として窒素化合物、特にアンモニア、アミノ、硫黄の化合物(硫化水素、メルカプタン)から構成されており、こうした化合物は不快な臭気を発します。この臭気を除去するために、ヴェオリア・ウォーターは、酸化や電子計測システム、そして"電子鼻"といった臭気管理技術を開発しています。さらに、臭気を最少化する嫌気性汚泥消化などの物理化学的、生物学的技術を使用しています。